用語集

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焼成温度

陶磁器,耐火物などの原料や器物などの製造工程の最後に行われる高温加熱工程の温度の事を言います。焼成温度により、原料を分解したり、粘土や素地を硬い石質にしたり、色調を与えたり、強度・硬度を増したりすることになります。一般的に、陶磁器,耐火物などの原料や器物など焼成温度は、例えば煉瓦で800~900℃、素焼き・楽焼きで800~1100℃位です。焼成温度は、陶器より磁器のほうが100℃位高いのが普通と言われます。焼成温度が高い程、製品は固くなります。

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