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エクステリアとは? エクステリアってこんなに大切!

  • エクステリアって何?
  • プランニングの必要性

    私たちは建物を新築する際に「こんな家にしたい」、「どんな間取りにしたい」、「こんな生活がしたい」等の生活提案(要望や夢)をもって建築の専門家の方に話をします。建物だけでは快適な生活が実現できないことが理解されてきた今日、エクステリアについても同様に新築する時に抱いた要望(夢)を生かした計画をたてることが、住まい手が住みやすい快適な生活を手に入れることに繋がります。

    出入りにしにくい駐車空間、建物や街並みと調和の取れないや塀、歩きにくく、狭いアプローチ空間等には美の生活の質を落とし、ストレスや不満が溜まり、安全で健康的な快適な生活が埋めれません。

    やはり、建物を建てる時に考えた計画をエクステリアまでつなげ、実現することが、快適で、納得できる住まいの実現となることを意識することが大切です。さらに、建物という住まう器とエクステリアという外部住空間を、建物を計画する時点で一緒に考えることが求められます。

    ⅰ)機能性

    エクステリアは人の生活をいかに快適に出来るかという目的を持つところから、人の考えや好み、機能などの人の生活寸法が重要になります。さらに、エクステリアは絵画や音楽に近い要素を持ちますが、生活を優先に考えるところから、日常的な使用に支障の出ない機能が実現されます。
    機能性を実現する為に以下のようなことを考えます。

    • ⅰ)人の寸法(ヒューマンスケール)や物の機能及び寸法を知識。
    • ⅱ)問題はそこに住む人達の寸法を用いることが重要です。
    • ⅲ)物(車、自転車、物置、物干しetc...) についても,その機能、目的、用途を充分理解。
    • ⅳ)人が歩き易い園路幅や安全な舗装。
    • ⅴ)人や車が日常的に利用する部分が使い易く安全である事。

    ⅱ)建物と調和

    夢や希望の予算計画を建物で止めないで、エクステリア迄ひろげること。建物を考える時を同じくしてエクステリアも考える。具体的には建物や生活提案に合ったエクステリアにする事。建物を無視しないで、色や形、素材や生活動線等を充分理解する。建物を引き立てる、建物を守る、建物での生活を助ける、豊かに楽しくする。計画は建物と同時に行い、仮に予算などの関係でエクステリア工事が十分でなく後まわしになったとしても問題は少ないでしょう。

    ⅲ)経済設計

    建物の仕様に合せた、素材や工法を選択し、過度の装飾避ける。同一現場での少量多種の素材の採用、狭小面積多種の仕上げ、素材に適さない施工方法の採用。難しい施工計画等が費用を必要以上に掛ける計画となります。依頼者或は設計者からの安易な設計により、その後発生する施工変更も大きな時間と材料、費用の無駄になります。

  • これだけは押さえたいポイント